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Posted by 真昼月みあ
 
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エヴァ小説85 18禁
『メリークリスマス』(貞シンカヲ 18禁)





渚、遅いなあ・・・
部屋に呼び出しておいて不在とは・・・最近、僕の扱いがぞんざいなんじゃないの。
やさぐれた気分でカヲルを待っていると、プシュンと自動ドアの開く音がした。
「シンジ君、メリークリスマス!」
「ああ、メリークリス・・・なに、その格好」
振り向いた先には、特徴的な赤いワンピースに白いウサ耳のカヲルがいた。
「サンタクロースだよ。見てわかんない?」
「いや、それはわかるけど。なんでそんな格好してるの。どこで手に入れたんだよ?」
「碇司令にもらった。今年のクリスマスはこれで過ごしなさいって命令なんだ。ファーストもセカンドも赤木博士も葛城三佐も着てるよ」
なに考えてるんだ、あの変態オヤジ。
でも、まあ・・・
カヲルをちらりと見る
センスは悪くない。
剥き出しの肩と細い足がセクシーだが、割とかっちりした燕尾スタイルのワンピースなせいか、下品さはなかった。
女物のワンピースがこんなに似合うなんてどうなってるんだ、こいつ。
「シンジ君の分もあるよ。僕とは違うデザインなんだってさ」
差し出されたのはノーマルなサンタ服。
もちろん男物だ。
さすがのゲンドウも息子に女装をさせる趣味はないらしい。
「いらない」
「なんで?」
カヲルが首を傾げると、ウサ耳カチューシャも一緒に傾ぐ。
ほわほわ揺れて可愛らしい。
「なんでって、その命令を素直に受け入れてる君達の方が疑問なんだけど」
「変なの?僕の恰好、変?シンジ君・・・嫌?嫌い?」
蒼褪めて震え出すカヲルに、シンジはわざと大きなため息をついた。
「シ、シンジ君・・・」
「別に嫌いじゃないけど?でも、すごい不愉快だ」
「えっ!・・・な、なんで?」
「わかんないの?渚、その格好で歩いて来たんだよね?」
「そうだよ」
「ふうん・・・」
こんなエロ可愛い格好を僕以外の人にも見せたわけだ。
気に入らない。
「これはお仕置きが必要だよね」
「え・・・あ!」
カヲルの二の腕を掴んで引き寄せ、ベッドに転がした。
燕尾の裾が捲れ上がって、白っぽい網タイツに包まれた太腿が露わになった。
その色気が半端なくて、誘惑に逆らえずに手を這わせた。
「っ・・・シ、シンジ君・・・」
ピクンと震えて顔を赤らめたカヲルが潤んだ目で見上げてくる。
抵抗はない。
その表情から少しの怯えと、大きな喜びが読み取れた。
可愛い・・・
垂れたウサ耳が殊更カヲルを従順に見せている。
シンジの胸に、なんだか残酷な気持ちが湧き上がってきた。
網タイツに指を掛けると、ビッと音がして簡単に破れてしまった。
現れた素肌に唇を寄せる。
舐めたり吸ったり甘噛みしたり、シンジは思うままにその柔らかい肌を味わった。
「う、ん・・・ん・・・」
内腿のかなり際どいところまで舐め上げれば、もどかしげにカヲルが身を捩り、自ら股間に手を伸ばした。
「勝手になにしてんの」
シンジは不機嫌な声を作って、カヲルの手を掴んで頭上のシーツに押し付けた。
「だ、だって・・・」
「渚は今女の子の恰好してるんだよ?慎みを持ちなよ」
「でも・・・あ、熱い・・・よ・・・」
泣きそうな顔をしながら太腿を摺り寄せるカヲルの仕草に、暴走しそうになる自分をなんとか抑える。
自分の渇いた唇を舐めながら、シンジは言った。
「これはお仕置きなんだ。だから、熱いのは我慢しないと駄目だ」
「あっ!!」
剥き出しの鎖骨を強く吸ってやると、簡単にキスマークが付いた。
胸元までしかないワンピースを擦り下し、平らな胸にも印を散らしていく。
「あっ、あっ・・・」
カヲルが細切れの嬌声を零して、細い足をシンジに絡み付けてくる。
「シンジ君・・・さ、触ってぇ・・・!」
腰を持ち上げ、硬くなった性器をぐいぐい押し付けてカヲルが身悶える。
シンジはわざと避けていた乳首を前歯で擦った。
「あうう・・・!」
「触ってほしかったんでしょ?」
「ん、ぁ・・・そこじゃ、なく、て・・・そこも、だけど・・・シンジく、ぅん・・・」
「わかってるよ・・・」
ぽろぽろ涙を零すカヲルに、さすがに少し可哀想になって、望み通りに触ってあげることにした。
よほど我慢していたのか、下着の上から擦るだけでカヲルはイってしまった。
「はぁ・・・はぁ・・・」
肌蹴たワンピースから覗く、ピンク色に染まった胸が大きく上下している。
シンジの目には、カヲルの荒く深い呼吸までもがピンク色に見えた。
それくらい扇情的な姿だった。
「・・・渚っ」
カヲルの白い下着を引き下し、四つん這いにさせる。
網タイツが長く裂けて悲鳴を上げた。
「シンジ、君っ!」
待ち切れない様子でカヲルがお尻を高く上げ、足を大きく開く。
突き出されたお尻の上、燕尾の割れ目の根元にくっ付いているウサギのシッポが可憐で、カヲルの淫らな仕草とのギャップが興奮を煽った。
伸し掛かるように抱き締め、胸や腰を撫でる。
「舐めてよ」
シンジは人差し指と中指を揃えて、カヲルに咥えさせた。
「んっんっ・・・」
たっぷりと唾液の絡んだカヲルの舌が健気に動き、シンジの指を蕩かせていく。
時折、舌を挟んで引っ張ると、目の前の綺麗に浮かんだ肩甲骨がぐらぐらと動いた。
苦しいのか、それとも気持ち良いのか・・・
小さく笑って指を抜くと、それをお尻の割れ目に滑らせた。
「ぁ・・・」
期待に、カヲルの声が震える。
「渚って、いやらしいよね、ほんと・・・」
指を入れようとすると、小さ過ぎる入り口は怯えて閉まってしまう。
が、すぐに招くような動きに変わる。
本当にいやらしい・・・
自分の顔が真っ赤になるのがわかった。
股間のものがズキズキ痛む。
シンジはカヲルの中を解しながら、片手を自分のチノパンツの中に忍ばせて性器を包んだ。
そこはもう準備する必要がないほど勃起している。
もう駄目だ・・・!
「渚っ・・・早いけど、入れるから・・・っ!」
「・・・い、いい、よ・・・早く来て、シンジ君・・・!」
ズボンと下着を一緒に下して、カヲルの尻を掴む。
興奮し切った性器を手で支えて、赤みを増した入り口に押し込んだ。
「っーーー!」
カヲルが声にならない声を上げ、シーツにしがみ付く。
ヤ、バイ・・・切れちゃったかも・・・
心の中で謝りながらも、挿入を止められない。
それでも、出来る限りゆっくりと動くように心掛けて、根元まで収め切った。
「は、ぁ・・・なぎ、さ・・・」
キツ過ぎる締め付けが苦しくて、呼気が乱れる。
ブワっと汗が噴き出す。
目に入りそうな汗を拭って、眼下のカヲルの様子を窺った。
カヲルはシーツに顔を埋め、懸命に深呼吸していた。
どうにか体から力を抜こうとしているらしい。
細い肩やウサ耳がプルプル震えて、保護欲を刺激された。
「渚・・・ごめん・・・」
上体を屈めると、痛みにカヲルの体が引き攣ったが、頭や頬を撫でてやると、ゆっくりと力が抜けていった。
シンジの手に自ら頬を摺り寄せてくる。
その横顔が愛しくて、シンジは下半身から生じる快感とはまた別の悦びを感じた。
「シンジ君、いーよ。好きに動いて・・・」
「・・・まだいいよ」
「でも、シンジ君の、動きたくてウズウズしてるじゃん・・・」
「そういうこと言うな」
確かにそうだけれども!
ガンガン突き上げて、泣かしてみたくもあるけども!
今は、ちょっと、優しくしてやりたい気分なんだ!
「ガツガツしてないシンジ君なんて珍しいから不気味ー」
「お前・・・人がせっかく優しい気分でいるって言うのにその言い草はないだろ・・・もしかして、渚の方がガツガツしてほしいんじゃないの?」
「・・・・・」
「え・・・」
カヲルの顔が一瞬で真っ赤になって、何やらもごもご口を動かし、しばらくしてシーツに顔を埋めてしまった。
柔らかな癖毛が揺れて剥き出しなった項まで赤い。
シンジもそれに負けないくらい真っ赤になって、気付けばガツガツしていた。
あまりの激しさに泣きながら逃げようとするカヲルの腰を、痕が付くくらい掴んで、それはもう思う存分ガツガツした。
嫌だなんて言いながらも、カヲルもイっていたのだから、これでいいのだ。


二人とも裸になって布団に包まり、気怠くて甘い時間を過ごした。
普段は素直になれないシンジも、この時間は3割増でカヲルを甘やかすことが出来る。
「シンジ君・・・」
「何?」
「クリスマスのことなんだけどさ」
「うん」
「僕、そんなイベントがあるの、知らなかったから・・・」
「まあ、そうかもって思ってたけど」
バレンタインデーの時は「なんで最近店でチョコいっぱい売ってんの?バレンタインって何?」と、鈍感なカヲルもさすがにイベントに気付けていたのだが、今回はそういう訳にいかなかった。
師走と言うだけあって12月はネルフも大忙しで、ネルフ職員はもちろん、エヴァのパイロットも全員本部に缶詰だった。
ミサト情報によると、なんでも、今年中に各種実験データやパイロットの成績の底上げ成果なんかを上に報告しないとならないらしく。
毎日シンクロテストだ格闘、射撃訓練だとシンジ達は目も回る忙しさだった。
なので、復興途中の第3新東京市のクリスマスイルミネーションを見る暇もなかった。
去年はゴタゴタしていて、それどころじゃなかったし。
・・・こいつなんて、死んじゃってたし・・・
「嫌なこと、思い出した・・・」
「え?」
カヲルの白い背中に抱き着くと、今ではもう嗅ぎ慣れた匂いがして、シンジの胸の痛みがほんの少し和らいだ。
「で」
「え?」
「クリスマス。知らなかったから、何?」
「あ、えっと。クリスマスにプレゼントするとか知らなかったんだ」
シンジはちらりと床に放ってある自分のバッグを見た。
「それで?」
「今日、ネルフのリリンがプレゼント交換してるの見て知ったんだ。それで、僕、どうしようって・・・碇司令に相談しに行ったんだ」
「・・・・・」
なんで父さんに・・・?
息子に気の利いたことひとつも出来ないネグレクト唐変木に相談してどうなるというのだろうか。
クリスマスどころか誕生日だってゲンドウに祝ってもらった記憶がない。
って言うか、いつの間に相談事が出来るくらい仲良くなったんだ・・・
メラメラと嫉妬の炎が胸を焦がす。
「そしたら、この服渡されて。それで、これ着て僕がプレゼントだよって言えば完璧だって」
カヲルがくしゃくしゃになったサンタワンピースを指差す。
「は・・・?」
「だから、僕がプレゼントだよ」
「はぁ・・・」
「なんでそんなに反応薄いのさ!」
カヲルは怒った後、急に不安げな顔になった。
「・・・シンジ君、嬉しくない?」
シンジ好みの綺麗な顔が悲しそうに歪み、しゅんと可愛く項垂れる。
反則技だ。
「・・・嬉しくないなんて言ってない」
「・・・それってどういうこと?」
「だからっ・・・う、う、嬉しい、って・・・こと、だよ!」
「シンジ君!」
無理矢理振り返ったカヲルが力いっぱい抱き着いてくる。
汗が引いてサラサラした髪が首を撫でてくすぐったい。
「お、おい!」
これはいくら3割増の時間でも恥ずかしい。
「あは!シンジ君が喜んでくれて、僕も嬉しい!」
「・・・・・」
にっこり笑顔に免じて、ここは我慢してやろう。
決して、僕も渚がそんなに喜んでくれて嬉しいだとか、そんなつもりじゃないんだからな!
「渚」
「何ー?」
「僕もプレゼント・・・あるんだ」
「えっ!」
驚いて、切れ長の赤い瞳が丸くなる。
そうすると、大人びたカヲルの顔付きが一気に幼くなる。
それがシンジは結構好きだった。
「これ」
一度ベッドを下りて、鞄を拾い上げる。
中から取り出したのは、少し子供っぽい髪飾りだった。
「ゴム?」
「料理雑誌のコーナーに作り方が載ってて。手芸屋さんで材料とか安く売ってるし。すぐ出来るって書いてあったから。別に手の込んだものじゃないし」
「シンジ君が作ってくれたの!?」
「まあ、つまり・・・うん・・・」
カヲルは受け取った髪ゴムを熱心に見詰めている。
照れ臭くて、シンジは穴に埋まりたかった。
ゴムの部分は黄色で、飾り部分は赤いプラスチック製のサクランボの実とビーズを連ねて作った葉が付いている。
赤くて丸いサクランボはカヲルの瞳を意識していたが、シンジはそんなことを伝えられるような性格ではなかった。
「シンジ君、ありがと・・・僕、嬉しいよ」
そう言って笑ったカヲルの笑顔はあまりにも綺麗で。
不覚にも、泣きそうになってしまった。


翌日。
もらったプレゼントを身に着け、嬉しそうにネルフ中に自慢するカヲルと、それを必死に留めようとするシンジの姿があった。



おわり



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[エヴァンゲリオン 小説

thema:新世紀エヴァンゲリオン - genre:アニメ・コミック


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